任意地点からの風景CG作成
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CG画像作成の基本手順

    《例1.雁ケ腹摺山(1874m/大菩薩嶺の南南東約8Km)から富士山描画----旧500円札裏の絵》

  • 先ずは撮影場所を設定し、そこからのパノラマを表示させて富士山方向(対象物)を表示しておきます。
    (起動→地図に雁ヶ腹摺山表示→クリックしてパノラマを表示させて富士山方向を出す。  この場合簡易パノラマかCGパノラマかは問いません)

  • パノラマ画面にあるカメラボタン(カメラのマーク)を押すとカメラの各種条件設定の画面が現われますがまずは練習のためここでは条件はいじらずに「OK」ボタンで次に進みます。

  • パノラマ画面に白枠が出てマウスの動きに従ってこの枠が移動します。この枠が撮影範囲です。

  • この撮影範囲枠を移動して描画したい位置で左クリックします。 直ちに描画作業が開始され下記の様なCG画像が出来あがる筈です。

  

条件を変えて描画 (各種描画条件の説明)

  • パノラマ画面で「カメラボタン」を押すと下記の画面が現われます。


  • 「ズームレンズ」のスライドバーでズームレンズの焦点距離を変更させます。これを動かすとパノラマ画面上の描画範囲枠が連動して変化します。35mmフィルム換算で50mm〜500mmまで変化します。

  • 「描画最遠距離」のスライドバーでCGで描く距離を設定します。この距離以遠の山々は簡易パノラマ手法(山を三角形で表示)で200Km先まで描きますので山名は漏れなく描画します。(ただし水墨画風の場合は遠方を描きません)初期設定値は50Kmとなっています。設定範囲は10Km〜200Kmです。遠くまで描くとそれだけ時間が掛かりますので、これを設定する前にパノラマ画面で対象とする地域までの距離を見ておいてなるべく描画距離を短くするのが描画時間短縮のコツです。

  • 「描画精度」ボタンで描画精度を設定します。「簡易」にすると山頂を三角形に描いた簡易描画が10秒以内に現われます。「粗い」「標準」「精密」の各ボタンで数値地図(標高)を使用したCG描画を開始します。「粗い」にすると画面精度は粗くなりますが描画速度は速くなります。「精密」にすると数値地図に入っている最大限の精度で描きますが、描画速度は遅くなります。「標準」でも精度を必要とする個所では自動的に「精密」と同レベルの描画方法を選択するようになっていますので、通常は「標準」で十分実用になるレベルの画質は確保できると思います。

  • 「描画スタイル」で四種類のCG画像描画スタイルを選択できます。

    (各描画スタイルの特長)
  • 「写真調」------ カラーで彩色してなるべく写真に見える様に描画します。
  • 「透明水彩調」-- カラー写真に黒い輪郭線を加えて描きます。写真調だと稜線が重なった部分などは判別しにくいケースがありますが、これに輪郭が加わると重なりの部分も明快に判別できますので山座同定に向いています。
  • 「ペン画調」---- 輪郭をペンで描いた様に描きます。一見雪景色にも見えます。また写真調の場合、特に近景で山肌がブロック状(桝目状)になって醜い場合などはペン画調にするとこれを回避できます。
  • 「水墨画風」---- 山をシルエットで描きます。高所から見た場合は霞の効果も加えてあります。一見シンプルな絵でありますが山の重なりなどが比較的明確に判別できます。また写真調の場合、特に近景で山肌がブロック状(桝目状)になって醜い場合などは水墨画風にするとそれらしい絵になります。

    (描画条件の説明)
  • 「方位スケール」をチェックすると画像下部に方位角度(真方位)のスケールを表示します。
  • 「湖水描画」をチェックすると「もし3点が同一標高の場合は湖水である」と見做して湖水を表示します。但し実際に湖水であっても数値データの標高が異なるため、湖水と判断しない場合もあり、また単なる平地でも同一標高の場合もありますので確実に標高データのみで湖水であることを判別することは困難であることをご了承ください。
  • 「近景描画省略」ボタンで近景の描画を省略して描画時間をセーブします。描画最遠距離から1/2を描画し、あとの1/2の描画を省略します。例えば東京から見た富士山を超望遠で描いた場合は丹沢より近い所は平野で画面下方に外れ、描画範囲外となりますので描いても描かなくても同じですのでこの機能が適用できます。
  • 「遠景強調」ボタンで遠景の色彩を引き立てます。通常遠方は霞効果で薄い色調になりますが、この機能で遠方でもくっきりと描くことができます。反面、遠近のコントラストが減って遠近感が損なわれることもあります。
  • 「明るい色」ボタンで描画の色を淡くします。印刷する時のインクの消耗が若干減少します。 描画スタイルを透明水彩にした時は薄い絵の具を使った効果がでます。

    (その他)
  • 標高補正---峠などを描画する時には、至近距離に障害物が立ちはだかってしまうことが多々あります。このような場合は「標高補正」機能で自分の位置を高くして障害物に邪魔されないようにすることが出来ます。また標高補正を大ききして航空写真のように実際より高い位置からの描画もできます。(ただし標高補正による撮影アングルの変化は補正してありませんので、この機能を適用する時はアングルを手動で調整してください。航空写真のような場合は「簡易パノラマ」で高い標高値をセットして簡易パノラマを表示し、そこから正確にアングルを設定して描画させた方が正しいアングルを設定できます)

  • 仰角補正---パノラマ画面は通常地平線に近いアングルで描かれていますので山頂から直下の麓を見たり、また麓から頂上を見上げるようなアングルをパノラマ画面からは設定できません。このような場合に「仰角補正」で描画アングルを強制的に補正します。

各種ボタンの機能説明


  • 左側の矢印を押すと描画方向を移動して直ちに再描画します。 (描画方位以外の条件は変わりません)

  • 「山名表示」ボタンを左クリックしていくと[山名消去]→[主な山名表示]→[全山名表示]を繰り返します。
  • 「地名表示」ボタンを左クリックしていくと[地名消去]→[地名表示]を繰り返します。
  • 「山名表示」または「地名表示」ボタンを右クリックすると全ての山名、地名が消去されます。

    (なお、CG画面でマウスを移動すると山名、地名の情報が現われます。この状態で左クリックするとクリックした位置にその山名、地名を書き込みます。一旦山名、地名をクリアしておいて任意のものにだけ取り出して山名、地名を書き込むとスッキリした画面ができます。)

  • 「画像処理」ボタンを押すと、使用するパソコンで画像フォーマットに関連付けされた画像処理ソフトが起ちあがり、作成されたCG画像をそこで書き加えたり切り取ったりする処理、保存などができます。 印刷もこの状態で画像ソフトで行ってください。

  • 「GoogleEartボタン」(地球マーク)をクリックするとGoogleEarthが起動してここげ描画されている方位の風景を表示します。(望遠レンズの効果は反映されません)

  • 「写真参照」ボタンを押すと参照させたい写真、画像をCG画面と並べて表示します。 実際に撮影した山岳写真とCGで描かれた画像と対比させて相互の画像を参照しながら写真の山座同定ができます。(パノラマ画面でもできます)

  • 「太陽」ボタンでCG画像に太陽の動きをシミュレーションできます。詳細は次項をご覧ください。

  • 「再描画」ボタンで描画条件を変更して再描画します。(前項の描画条件設定画面が出ます)

  • 「戻る」ボタンでメイン画面に戻ります。

CG画面に太陽の位置表示

  • 「太陽」ボタンでCG画像に太陽の動きをシミュレーションできます。これで日の出、日の入の太陽の位置がより正確に予測できます。下の絵はある場所から富士山頂に夕日が重なる日時を予測したものです。

  • 「太陽」ボタンを押すと日の出、日の入の太陽の位置が表示されます。画面左下に表示される時間バーにマウスを移動すればCG画面の太陽が移動します。(パノラマ画面と同じです)

  • CG画面上に特定の日時の太陽の位置を記録することが出来ます。例えば太陽が出る瞬間の位置、時間をCG画面に記録したい時などは時間バーにマウスを置いて右クリックすればCG画面に太陽の位置、時間が書き加えられます。(上図例では17:45で右クリックしました)

  • 太陽位置を計測する日付の変更方法などはパノラマ画面と同じです。

    (CG画像は限られた領域のみ表示されているので太陽の位置が領域を外れている場合は表示しないことにご注意ください。領域外れを回避するには予めパノラマ画面で太陽の位置を表示させて確認してからCGの描画をすれば確実です。)


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